リトラスのトラック形状用語集

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トラック形状用語集

Q. ウイング車とは?

通常のアルミバンは、後方に設置されている扉もしくは側面に取り付けられた扉から荷役作業を行いますが、キャビン辺りの荷台の奥まで積み下ろしをするとなると時間がかかり、作業効率が悪くなります。それに比べて、ウイング車は鳥の翼を広げたようなイメージで荷台のアルミやパネルの側面(サイドパネル)が左右に開くことによって、側面が大きく開くので、バンに比べて荷役作業が容易になります。主に運送業で使用されますが、汎用性が高いため様々な業界で重宝されています。難点としては、側面を開閉するための電動モーターや油圧装置を搭載しているので、その分の重量がかかり車両重量が重くなってしまい積載量が減トンされます。また、扉が大きく開くので開閉の際には、作業スペースを広くとる必要があるといったデメリットもあります。

ウイング車の種類

1. 軽く扱いやすい幌ウイング

ウイング車は開放部の側面を幌で覆った幌ウイングやアルミで作っているアルミウイングがあります。 幌ウイングとはウイングの部分が幌で覆われていて、荷台上部に可動式の金属の骨組みを設置して、その骨組みに幌シートを被せるシンプルな構造のウイング車です。軽く扱いやすいので最大蓄積量が大きく、幌の値段が安価であるといったメリットがあります。しかし、手動で開閉するので、ロープを引き下げながら側面を開放する労力が必要なことや幌の素材であるポリエステルや綿は、雨風を完全に防ぐことはできず、幌が破れてしまうといった耐久性などのデメリットがあります。また、防犯対策も万全ではありません。こういったことから、幌ウイングよりもアルミウイングが主流となっています。

2. 丈夫で密閉性が高いアルミウイング

アルミウイングは、見た目はアルミバンとの違いはありませんが、扉の開き方が異なり、荷箱には軽量で耐久性のあるアルミの素材を使用しています。アルミウイングは、雨風や日光や粉塵を遮断することができます。また、運搬用架台であるパレットを積載する際には、荷台の扉が左右のどちらでも開閉するので、効率よく迅速に荷物の積み下ろしができます。ウイング車のサイズ展開は、2tや4tの小・中型から、10t車のような大型車、トレーラーまで種類が豊富で用途に合わせてサイズを選択することができます。

3. 移動時の振動を和らげるエアサスペンション

ウイング車の中でも路面とタイヤの間に設置している衝撃を吸収することができるエアサスペンション付きの車両が主流になってきています。エアサスペンションによって、移動時の振動を和らげるため、積載物を安定した状態で運搬することができ、荷崩れが起こりにくくなります。半導体や精密機器などの輸送には、ほぼ100%エアサスペンション付きの車両が使用されております。さらに昨今では、車両の後部に油圧のパワーゲートを取り付けたウイング車も多くなっております。